抑うつが治らないのは音が原因?日常のなんでもない音が騒音に変わった抑うつ2ヶ月目の男の話

2017年9月11日

気づけば人間は沢山の音の中で暮らしている

他の人が気づかない
よく耳にする当たり前の音が
抑うつで悩む自分を苦しめていた

という話を今回はしたい

 

テレビ音と集中力

普段の生活では、当たり前のようにテレビを点けているが
抑うつ2ヶ月目頃の自分はきつかった
そしてリモコンに手が伸び消した

これに協力してくれた嫁に感謝したい

嫁はテレビをつけた状態で
他の家事に集中することができる人間で
そういう生活が望ましいはずだったのに…

この不甲斐ない自分の生活リズムを合わせることになり
申し訳ない気持ちでいる

自分はテレビをつけると
どうしてもテレビに目が行ってしまう

やりたいことに全く集中できない

子供と遊んでいてもテレビに目が行く
興味がない教育テレビつけていたとしてもだ

雑音として消化することができない人間らしい

よく勉強に集中できない理由に
自分の部屋に漫画があるからつい読んでしまう
こういうのと同じだと思う

だから、自分が居る時は
テレビを消すことをお願いした

 

家の中の騒音

少し前の頭痛がするって記事でも書いたが
抑うつ病で気が重くなる時、自分は頭痛に悩まされた!抑うつと自分コントロールを考えてみる
家庭内でも音というのは途切れることなくある

・長女が遊ぶ声、泣く声
・次女が叫ぶ、泣く声
・家事でバタバタする音

あたり前にある音だし
家族がいたら当然の音である

だが、これら全てが騒音に変わってしまった

抑うつ病でよく言われるのが
「家で安静に寝ててください」
ってことなのだが
どうやらこの騒音が安静に程遠いと気づく

気づくがどうしようもない
でもそうすると治らない、どうしよう

 

地獄の騒音

一度、気が狂いそうになるくらいの騒音に遭遇した
これは是非書きたい

・テレビの音
・iPadから流れるYoutube
・嫁と子供が遊んでる音
・プラレールで新幹線とトーマスが走る音

これは凄かった
嫁と長女はなぜこの状態で生きてられるのか

どう表現したらいいか分からないが
目の前がカオスになった

すぐに、遊んでる音以外は消した

あの地獄は忘れられない

 

騒音問題の末に

解決策

あまりに体調がよくならないのと色々あり
嫁と今後のあり方を話す
(これはこれで大変だった)

そして自分は一人になる時間を手に入れた

図書館
ここが一番静かで邪魔する者がいない
癒しの空間

数日過ごしているが
気持ちの晴れてあっぱれな気分だ

また頑張れる気がしてきた

 

さらに数日過ごす

もう家の騒音と思っていたことは気にしなくなった

病んでる時ほど小さなことで大きな影響を及ぼす
少しでも嫌だと感じたら回避するのが得策

嫁と話し合って解決できるならそれもよし

どうすれば気が休まるのか
安静にできるのかは人それぞれ

そこに気づいて行動するまでが大変
抑うつの怖さを知った

ついでに言うと
抑うつ3ヶ月経った今でもテレビの音はダメ

余計な情報は入れたくないのかもね