切迫早産入院が長期になると、あの食の暴徒が出現する?そんな入院の一コマ

2017年9月30日

 

切迫早産で入院する前は、腹が張って痛がってたのに
入院中はそんなことなかったな

母子が安定するには最善の環境だったと言える

そんな入院時の一コマを切り取る

 

いつ頃の話か

2016(平成28年)12月頃

父親(自分):34歳7ヶ月
母親(嫁):34歳1ヶ月

はるちゃん(長女):2歳8ヶ月
次女:お腹の中で8ヶ月

 

入院は意外と暇(なように見える)

入院して1週間もせずクロスワードやってた嫁
応募締め切りが3ヶ月後だって言ってんのにもう完成してる
ものすっごい暇だなオイ

テレビもついてたんだけど観てなかった
理由はお金がかかるから

後で聞いたら1ヶ月3000円くらいだったらしく
だったら観ればよかったのに..
という話をして、結局正月番組からは観ていた

テレビを観れることは余程嬉しかったらしい
ただイヤホンが微妙に短くて不便だけどとは言ってたが
言うほど気にならないとのことだ
(後ほど延長イヤホン使ったら「これは快適だ!」だと)

 

入院中の食事について

鉄分が結構足りないらしくて食事は鉄中心だった
それでも鉄分が足りないと言われる嫁、、一体いつ正常に戻るのだろうか

1ヶ月くらい鉄の食事していたのかな?
その頃には正常値に戻ったとかなんとか

食事に関しては、入院初期と後期で全然違うので面白い

ナースが「どれくらい食べれましたか?」と聞いて周る
相部屋なのでどうしても隣人の情報が聞こえてくる訳だが
隣人は毎食「残しました」というほど少食女子らしい

入院初期の嫁は
「残すなんて信じられない、足りないくらいよ」
と語るほど大食漢で毎回「完食です」だと

とにかく味が薄味らしい、満足感を得られないのか
「お菓子買って来て」
と注文を出すほどだった

時は過ぎ、入院の後半戦になると
病院食を全部食べられなくなったらしい
一体どうしたのだろうか

一つはメニューのローテーション
大体1ヶ月くらいで一周するらしく、内心
(またこれか…)
って思ってたらしい

もう一つは味付けが想像できる
食べる前からこんな味するだろうって想像できるとつまらないものかもな
この時自分は、毎日カレーを食べると飽きるアレを思った

そもそも、胃の容量を病院に飼いならされたのかもな
徹底管理のイメージがあるからさ

夜飯は一口もいらないとかいう日もあって
代わりに自分が食べる日もあった
俺は鉄分要らないよ

 

食の暴徒と幸せ

入院中ものすっっごくジャンクなものが食べたくなるらしい

マクドナルド、ケンタッキー、焼肉、
死ぬほど恋い焦がれたとか

相部屋の奥さんが出産後に嫁と話す機会があって
退院してすぐ「モス食べた」って言ってた

そのくらい「入院あるある」なんだね

普段は相部屋なので両隣に気を使ってジャンクなものは我慢してたとか
あれらは持って来ただけでその匂いが充満するからね

そして、その抑えられていた食の欲求を解放する時がきた

1日、2日だけ両隣の人が退院していなくなった日があって
その時は、今こそ解き放てと言わんばかりに注文がきた
「ダブルチーズバーガーセット買ってきて」

がぶりつき、肉を喰らう姿はまさに食の暴徒
数秒で欲の塊が胃に消えた

幸せだね、嫁も、マックも