嫁が切迫早産で入院!娘と二人きりの夜…そして次の日保育園送りを体験する父親
初めてづくしの父親には苦しい1日
だが今考えれば二人きりってのはいい経験
人間として親として成長しただろう…と言いたいところだが
知らないことが多すぎただけだ
目の前にあったのに見えてないだけで
実際一人でやってみると壁と障害だらけだった
妻に感謝
いつ頃の話か
2016(平成28年)12月頃
父親(自分):34歳7ヶ月
母親(嫁):34歳1ヶ月
はるちゃん(長女):2歳8ヶ月
次女:お腹の中で8ヶ月
不安を払拭するため前夜にできること
嫁が入院したその夜の日に父親は、できる限りの準備を整えた
まず保育園に持ってくものを揃える
・紙おむつ
・トレーニングパンツ
・ループ付きタオル
・ハンカチタオル二枚
・キティちゃんのコップ
・着替えのズボン2着に靴下
・着替えを入れるビニール袋
・保育園の手帳
ここまでが持ってくもの
他に明日の準備としてやっておきたいことがある
・保育園に着て行く服と靴の用意
・朝ごはん食べるもの決める
・ゴミ捨てるのでまとめておく
・電動自転車の充電忘れずにしておくこと
よし、ここまではできた、明日よどんとこい状態だ
そして早く娘のはるちゃんを寝かせる
次の日朝8時には家を出発したいので、自分は6時に起きたい
はるちゃんを起こすのは6時半がよい
朝6時から8時まで
2時間あれば朝も焦ることなく運ぶだろう
とりあえず明日の朝いかなる状況にあっても
取り乱さないための準備はできた
準備は心の安定剤だ
切迫早産入院当日、娘と二人きり夜
前の記事にも書いたが、再度娘と二人きりの夜の詳細を書く
押入れの中で遊んでいたはるちゃんに
夜飯のウィンナーごはんを食べさせたい俺
「ごはんだよー」
と言っても反応なし、どうやら遊びに夢中のようだ
「テーブルで食べて」
と言うと、物を投げつけて親を困らせてくる始末
テーブルで食べるのが嫌なのか、そもそもご飯を食べるのが嫌なのか
『なんでお父さんしかいないんだよ、お母さんはどうした?』
というアピールなのか…
というかそんなことは気にしてられない、とにかく食べさせてことを終わらせたい
無理矢理テーブルにつれてくることはできるけど強制は嫌だった
こんな日の夜だし、絶対泣くし、その方が面倒だし
そのまま押入れで食べることを許可した
そして平和条約が結ばれた
機嫌を損ねると夜飯の後に続く
何しろやっておきたいことがまだあるんだ
お風呂、歯磨き、睡眠
これらがいかにスムーズに進むかが今夜の鍵なわけで
できるだけ穏やかに過ごせるように気配りする
全ては想定通り早く寝かせるため
多少の気遣いと心配りの甲斐があってか
はるちゃんは意外と早く20時半前頃には寝た
昼寝しなかったのが要因っていうのはあるだろう
逆に昼寝しなかったから夜多少機嫌が悪かったってのもある
ふぅ
自分も疲れて寝てしまった
次の日の目覚め
目覚めは早かった
目覚ましは6時に鳴る予定だったが、その2時間前には目覚めた
目覚めたが起き上がれなかった
何とも言えない不安が舞い降りて、考える以上のことが出来ない状態で
布団の中でぐだぐだしていた
家のことだけではない、仕事の不安もある
考えてもしょうがないことに悩む無駄な労力を
この目覚めの時間に充てていた
そんなメンタルズタボロの状態だが
子供の寝顔は平和を映してした
何という癒しだろうか
この癒しは子供を持つ親にしか分からない
よし、
この子のために立ち上がらなければならない
俺は起き上がり準備を始めた
朝飯の準備はバッチリさ、なんつったって昨日準備してたし
ひきわり納豆ごはんだけどね
起きてきた娘にはハグ、とにかくハグして心の何かを満たした
ハズだった、、やはりはるちゃんはお母さんを探した
居ないと分かりメソメソしていた
そこは満たしてやれないんだよ、ごめんな
ただそんな大ごとにはならず朝の時間は進んだ
何とか8時に保育園に預けるために、朝の色々はやらなかった
布団を上げない、食器洗わない、掃除機かけない!
そんな時間ないっす
そして登園
登園してはるちゃんに手渡すものと、親が補充したりするものがあるが
最初はもちろん勝手がわからない
2年くらい登園しててわからないのかこの父親は…
と客観的に見て悲しくなるが、経験がないものはしょうがない
自転車を漕ぐペダルは重い、電動だけど重い、クッ
自転車漕ぎながら妄想をしていた
当然保育園の先生たちは、登園後親としてやること分かってる程で接してくるだろう
だが自分は何も知らない、知らなすぎる父親なのだ
冷たい眼差しを覚悟してたが、保育園の先生たちは優しかった
「嫁が入院で大変ですね」という気遣いすらあった、素晴らしい人格を持った方々だ
自分は感謝をしなければならない
登園してすぐ娘はまず体温を測る、そんで先生が聞いてくる
「はるちゃんはお変わりないですか?」
「はい、変化なしです」
と回答する
ここまで問題がなければ
ループタオルとビニール袋と、トレーニングパンツをはるちゃんに渡す
そしてはるちゃんはトイレに行ってトレーニングパンツに着替える
自分は着替えとかオムツを補充してサヨナラする
見送るはるちゃんは下半身さらけ出しの状態だった
トイレトレーニングがんばれ
こうして登園1日目は
清々しくスタートしたのである
そういえば書き忘れたが、朝は登園前にもう一つやることがある
「保育園の日記」の記載である
子供が元気かどうか書くだけだが、習慣化してないので忘れがちになる
なんやかんやあったが、やってしまえば難しいことはない
保育園の登園も先生方のサポートもあり感謝の朝だった
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