「時間がない」から、なんでもできる!

タイトル:「時間がない」から、なんでもできる!

著者:吉田 穂波(よしだ ほなみ)

初版:2013年8月20日

 

パラパラと読んだので感想を書く

 

いやしかしすごい行動力がある人間がいるのだな

としみじみ思わせる著者の吉田さん

普通同時にできるか?と思わせることを

やってのけた人だ

 

受験勉強と臨床医師の仕事と3人目の出産

体調とかバランスが崩れる中で

子育てしながら仕事して受験勉強の時間をとって

実際に受験勉強後にハーバード大学院に留学して

子供も産んで、慣れないアメリカの地で

子を保育園に預け勉強に勤しむ

 

いやこれ尋常じゃない

子供産まれると自分の時間取れないよ普通

俺なら仕事して育児してが精一杯

状態が健康ならまだしも

子供って他からよく風邪もらってきて大人にうつるし

吐いただのウンチ漏れただのイヤイヤ期だの

まとまった時間なんて到底ない

 

文章から伝わる大変さよりも

現実はもっと地獄だったろうに

それでもやってのけてしまったこの人はすごい

 

人様の手助けを得なさい

という母の教えがあったらしく

料理作るとか家のことに関しては

ベビーシッターや家事代行にお願いしたらしい

 

「頼る」=「迷惑をかける」という発想を捨てる

というお題目があり印象的だった

俺は捨てきれないでいる

その時の心境が一文にあるので引用するが

また「病院の付き添いを他人に頼むのは、子どもがかわいそうでは?」という思いもありましたが、本音は「病院の付き添いを他人に頼むなんて、私はまわりから母親失格と思われるのでは?」というものでした。

本音はそうだろうな

周りからどう思われるかを気にしてるから

妙な壁ができて越えられないんだよな

本気でやりたいことがあるなら

乗り越えないといけない壁だろう

 

育児や家事は親がしなければいけない

だってみんなそうしてるんだし

それを覚悟して結婚して子供産んだんだろ?

という勝手な暗黙の常識に縛られてる

「こうでなくちゃ」に縛られてるんだ

 

育児家事しないで自分のやりたいことやってそれでいいの?

っていう周囲の視線をどうはねのければいいのだろう

その辺はもっと深く読む必要がありそう

 

この著者は、

自分の体験をもとに色々と解決方法を書いてる

著者が死ぬほど考えぬいて行動した結果がこの本に詰まってる

きっともっと参考にできることがあるだろう

 

実行できる人が成功する人なんだろうか

現実は想像以上に厳しいですな

参考にして行動に移さなければ意味がない

考えるより先に見切り発車していくか

動きながら可能性を模索しよう