『はたらく細胞 1巻』かっこよすぎる細胞たち!私は、その活動に感謝して生きようと誓った
はたらく細胞1巻の感想とまとめ
著者:清水茜(しみずあかね)
初版:2015年7月9日
雑誌:月刊少年シリウス
体の中で起こる日常が
この作品の中に埋め込まれてる
体の中は戦いだ
つまり人間は戦いながら生きている
そのことに気づかされた
俺の体が愛おしい
第1話 肺炎球菌
- 好きなシーン
- くしゃみロケットのところ
- 始まりの場面
- 血管内皮細胞が壊れる
- 終わりの場面
- 白血球、雑菌を惨殺
- 主な登場順
- 赤血球 AE3803、細菌(肺炎球菌)、白血球(好中球)U-1146番、マクロファージ、血小板、ヘルパーT細胞、キラーT細胞
- 雑多な感想
-
細胞の一つ一つが主人公
ためになりながらもユーモラスな漫画だ
知識が武器になる例である
細菌が体内に入り込み
その度に日夜戦ってる白血球が
確実に俺の体内に存在してる
そいつは俺自身でもある
つまり俺は闘っている
知らぬところで闘い続けてることを知ろう
第2話 スギ花粉アレルギー
- 好きなシーン
- ヒスタミンが大量に出てくるとこ
- 始まりの場面
- スギ花粉、メテオの如く降る
- 終わりの場面
- ステロイド、激しくお仕事する
- 主な登場順
- ヘルパーT細胞、スギ花粉のアレルゲン、赤血球、白血球、記憶細胞、B細胞(抗体産生細胞)、マスト細胞(肥満細胞)、ステロイド(副腎皮質ホルモン)
- 雑多な感想
-
なぜ花粉症になるのか
どういうメカニズムなのか
とても勉強になる漫画だが
実際はもっと複雑なんだろうな
絵は雰囲気を記憶に定着させる素晴らしいものだが
細かい専門用語は思い出せない…
抗体って何を作るんだっけ?
登場人物たちは
皆一生懸命自分の仕事しただけなのだが
それが災いを引き起こす訳だ
記憶細胞はなんなんだろ
予言するだけで食い止める作用はないのか
第3話 インフルエンザ
- 好きなシーン
- ナイーブT細胞の活性化シーン
- 始まりの場面
- ナイーブT細胞、ゾンビ細胞に出会う
- 終わりの場面
- A型インフルエンザウィルス、現れる
- 主な登場順
- ナイーブT細胞、インフルエンザウィルス、白血球、マクロファージ、キラーT細胞(細胞障害性T細胞)、メモリーT細胞、樹上細胞、エフェクターT細胞、B細胞
- 雑多な感想
-
T細胞達の活躍がめざましい
まさに今時期のインフルエンザウィルスが
身体の中でどう闘ってるかわかる
彼らは寝てる間も働いてくれて
本人に分かるように
熱をあげろ、水を飲め!
と叫んでいるのだろう
体を愛したくなるね
常に俺のことを考えて行動してくれるなんて
そんなやつどこにいる?
第4話 すり傷
- 好きなシーン
- 血球たちが穴へ落ちていく様
- 始まりの場面
- 血小板、何かを運ぶ
- 終わりの場面
- 血球たち、フィブリンにくっつく
- 主な登場順
- 血小板、赤血球、白血球、細菌ども、黄色ブドウ球菌、化膿レンサ球菌
- 雑多な感想
-
小さなかすり傷でも血が出るってことは
体内から体外へ放出されるということだ
二度と戻ってこれない外へ
血球たちにとっては恐怖だな
外が恐怖ってことは
体内が心地よいということだ
日常が平和なものであれば
細胞たちの心も安らぐ
それは精神の安らぎにも繋がる
俺は体内にコントロールされて
生かされてるのかもしれない
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