八丈島旅行メインイベントのダイビング初体験!笑いと感動に包まれた思い出!シーダイブさんありがとう!

2017年10月22日

今回の八丈島旅行
最大のイベントと言っていいだろう

何しろ普段は体験できない
未知のへの遭遇がそこにはあった

何事も経験というが
まさにその通りでございますね

宿泊先のシーピロスから5分くらいのところにあり
今回予約して体験ダイビングした
「シーダイブ」さんのリンクはこちら

ちなみに、
宿泊先のシーピロスの記事はコレ

 

いつ頃の話か

2017(平成29年)8月6日(日)

今回ダイビング体験したのは

自分の父親(じぃじ):還暦
自分の妹:30代
自分:35歳3ヶ月

 

未体験と祝い

初めてダイビングをした
その結果かから言おう

「俺は人魚かもしれない」

そう錯覚するくらい
海の中の浮遊感を体験した

少しだけ、岩井俊二氏の
「ウォーレスの人魚」
って小説を思い出す

『人間はまた海に帰るのかもしれない』
と、小説家の気分になるほど
海は心を動かす

たった30分程度のダイビングだったが
この初体験は最高の心地よさをくれた

大人になってから
こんな高揚感を味わうことはないのでは?

まだまだ世の中には
未体験なことがたくさんあるね

そして忘れちゃいけない
これは父親の還暦祝いサプライズ
なのである

父親、妹、自分という
久々に親父を先頭にした家族で
全員が初のダイビングに挑む!
(母親は不参加)

 

長い長い座学講習

ダイビングするにあたり
詰め込まなければいけない
最低限の知識は山ほどある

・海中でコミュニケーションをとる方法

・酸素ボンベなど器具の使い方

・緊急時の対応方法

・海でのマナー(サンゴは傷つけちゃダメ)

このへっぽこ三人親子が
初めてのダイビングで困らないように
長い講習があるのだ

教えてくれたのは若いお姉ちゃん

だいぶ元気が良く島っ子って感じ
すげー好感を持てた

あともう一組カップルがいて
合計5人で講習を受けた

 

「長い講習」
と書いたので
みなさん眠くなると思ったでしょう?

それが全然真逆
「こんなにマニュアル覚えられるの?」
という不安にかられるほどで
眠気より恐怖が植えつけられた

もう一組のカップルの兄ちゃんは
「耳抜きできてるか自信ない」
と漏らすほど不安が顔に出ていた

自分は耳抜きは心配なかったが
泳げない、海(水)慣れしてないことで巻き起こる
不慮の事故を気にしていた

その点、妹と親父は海は怖くない
自力で泳げるし、水にも慣れてるだろう

親父にいたっては
「素潜り経験あるから大したことない」
と、いつものお調子者ぶりが出ていた
講習中は真面目だったけど

さぁ
楽しみであり不安でもある
ダイビング体験が始まる

 

海に入る前から初体験の連続

ウェットスーツも初体験
体にピッタリくるものだから
お腹がでてきた中年ビールっ腹
隠し通せません!

うちの親父もウェットスーツ初体験
「コレ欲しいな」
って言ってたから
今度会う時は買ってるんじゃないかな

とにかく
ピッチピチで着るのにあたふた
でもみんな一応着れた

最初は上半身抜いで行動する
じゃないとすんげーあっつい

海岸についてからシャワー浴びる時に
初めて首元まで背中のチャックで閉める

うちの妹に
「お父さんと背中がそっくり」
って言われて少しショック

ウェットスーツ着たまま一度水浴び
「なんか背中に水入ってくるんだけど!」
って焦った、この意味わかる?

これは自分のウェットスーツ勘違いで
「ウェットスーツの中には水は入らない」
と思い込んでた

思い込み怖し

 

次の初体験は「酸素ボンベ」

すっげー重い
これキャシャな女子持てるの?
ってくらい重い

子どもおんぶするよりはるかに重い

酸素ボンベ背負って海、、の前に
はいチーズ

疲れる前に撮っておきましょう
というダイバーさんのはからいですね

この写真では隠れててわからないけど
うちの親父はゴーグルを反対に付けてる

これはダイバーさんの真似

ダイバー気取りの父に
「あいかわらずだね」
と、自分と妹は笑った

 

さーて、海に入るぞ!

ダイビングって
船に乗って背中からドボン
ってイメージあったけど

浅瀬から歩いて入っていった

片手で浮き輪に捕まり
足ヒレをダイバーさんに付けてもらう

そんで軍手をはめる

ここで第一の失態
「軍手が行方不明」

足ヒレの中に入れておいたのに
どこかへ消えてしまわれた

申し訳なくダイバーさんのを借りた

ほんで今度は浮き輪を掴みながら
水中に顔を付けて耳抜きの練習
うん、これは問題ない

さていよいよ海に入るぞ!

ここで第二の失態
「酸素ボンベが重くて仰向けになる」

死んだセミの姿を想像してほしい
一生懸命手足を動かすが
「こりゃ戻れないわ」
と思い諦め、ダイバーさんに助けられる

これを3回ほど繰り返し
妹は笑いすぎて呼吸が乱れる

ダイバーさんは
「お兄ちゃん大丈夫かな」
と心配そう

仰向けになりそうになったら
背中、肩、ひじで酸素ボンベを動かし
逆さになるのを回避するんだよ
と教えられて救われた

「そういや教えられたな」
と、数分前の講習を思い出す

気を取り直して今度は潜るぞ!

 

ダイビングの恐怖心

講習の内容を忠実に実践できるか?
それが自分と海との戦いだった

一番大事なのは
「耳抜き」
鼻をつまんで息を出す感じ
これを何度もやった

次に大事なのは
「自然な呼吸」
地上に居るように常に呼吸する
これだけ忘れずにやった

最初の10分間は
足ヒレの使い方がうまくわからず
自然に体が浮いたり、沈んだり
制御できなかった

これも何度かダイバーさんに助けられ
次第になれてきた

何か起こしたら大変だ
っていう恐怖心が先行してるので
目先にいるダイバーさんしか目に入らず
周りの景色をみる余裕なかった

最初はね

 

極楽のダイビング

一番最初に書いた
「俺は人魚かもしれない」
という快感を、やっとここで体験する

ある程度自由に動けるようになり
耳抜きも常にやらなくても
なんとなくタイミングが分かってきた

そして視界がひらけた!

海の中を泳ぐというより
ゆったりとしたくつろぎの中にいる
浮遊感を感じていた

ダイバーさんは座禅組んでる
妹はダイバーさんに「OK」サインしてる
親父はなぜか座禅組んでる

ダイビングたのしい!!

ダイバーさんがココだよって
指差した場所には青い小さな魚がいた

6mくらいもぐったらしいけど
サンゴもいっぱいあった

最初泳ぐの下手すぎて
サンゴ傷つけちゃったかもしれない

気をつけてたんだけど、ごめんね

 

突如、ダイバーさんがダッシュした

妹が一番先頭でついていったのかな
やべー、速くて追いつけないぞ

そういえば言ってたな
「足ヒレはバタバタ動かしても速くならない」
って、
じゃあどうすりゃいいの?

っていう間に見つけたのが
「ウミガメ」

かなりの確率で見られると言われてたので
本当に見られてよかった
妹は一緒に写真を撮ってた

ついでに全員で撮った写真はこれ

 

ダイビング終了

30分程度のダイビングだったけど
最高だった

そして最高に疲れた
酸素ボンベで息を吸ってると
すんごい喉が乾く

「飲料水を用意したほうがいい」
とダイバーさんが言った理由がわかる

酸素ボンベの重量から解放され
ドアが壊れて錆びついた車で店に戻り
ウェットスーツを抜いで
地上に帰ってきた

清算が終わるまで
室内で少し卓球勝負して
ダイビングの店を後にする

なんとも最高の経験だった

講習してくれたダイバーさん
先導してくれたダイバーさん
ありがとうございました!

またどこかで体験しますね!

 

ちなみにの話題

もう一組のカップルは
ウミガメみれなかったそうだ

カップルとうちらは
ダイバーが別で行動してたんだけど
通るルートは同じなはずだよね

タイミングにより
見れない時もあるのね

 

あと
うちの親父の興味でダイバーに聞いてたのが
「どんな動物いますか?ヘビいますか?」
だってさ

「ここらへんは蛇がいなくてイタチがいます」
って回答だったんだけど
「イタチかぁ」
ってへこんでた

落胆するところソコ?
ホント親父が常におもしろいわー