うわぁぁ家に誰か入って来た!って悪夢が抑うつ病男を恐怖に陥れた。全ての人が恐怖の対象になる事例も紹介
あとで書きだすと
笑い話になっちゃうけど
本人は真剣そのものだった
その名も「悪夢」
一番最初に紹介してる悪夢以外に
たくさんの悪夢を見た
抑うつの初期の話だ
その他「恐怖」をいくつか紹介してるが
一番言いたいのは最初の悪夢についてである
なぜあんなにも恐ろしかったのか
その他はよくある恐怖だろう
言ってしまえば
「人との関わりを持ちたく無い恐怖」
である
誰かが入ってきた恐怖
悪夢か現実かの区別がつかなかった
睡眠時
「家に誰か入って来たぞ!」
って思って動こうとした
か、金縛り!
くっ、動けない
子どもが、家族の命が危ない!
と思い、振り絞り声を出した
(たぶん変な奇声だったと思う)
どれくらいもがいただろう
声も出せないし目も開けられない
「くそぉ、誰かいる、、
俺がなんとかしなければ!」
必死の思いで起き上がったのだが
嫁はキョトンとしていた
俺は急いで部屋を確認
玄関の鍵を確認
(とりあえず、なんともないようだ)
無事解決し再度寝た
その後数日間は
戸締りの確認をしっかりして眠る
大人になってあんな怯えたのは
これが初めてだ
<教訓>
抑うつ病患者は、
悪夢を見て我を失う
子どものおもちゃに恐怖
コールセンターの人で
病んじゃった人なんかは
電話のコール音に怯えるだろう
自分の仕事は電話は関係なかったが
なぜか子どもおもちゃ電話音に
すっげービビった
自分の電話が鳴ったのならまだしも
明らかに子どものおもちゃなのに
ビビった
昔コールセンター的な仕事したから
潜在的な記憶が蘇ったのだろうか
全ての経験を恐怖にするとは
恐ろしい
動悸がおさまらねー
<教訓>
抑うつ病患者は、
全ての経験が恐怖の対象になる
全ての人が平等に恐怖
長女は1ヶ月前に保育園を退園し
それと同時期に抑うつ病になった自分
街で顔見知りに会うとすれば
ご近所さんか、保育園の先生だ
自分は平日顔見知りに会うのを避けた
「平日は仕事に行ってて会うはずが無い人が
平日に会うなんて変だと思われる」
という人目気にしすぎ病の発症だ
自分の顔が知れている可能性があれば
その全ての人が対象だった
幼稚園バス待ちのお母さんたちを避け
園児の声が聞こえる公園を避け
この街に自分の居場所がなくなる
外出がこれほど恐ろしいとは
玄関から外に出るときも
お隣さんの音に敏感だった
鉢合わせはごめんだ
「外出なのか?帰宅なのか?」
神経を尖らせた
土日は自由に出歩けたが
お隣の奥さんやお母さんに
変に思われてないか気にした
「平日土日関係なく家に居て仕事してなさそう、、
お隣さん大丈夫かしら」
そう哀れんでるに違いないと
<教訓>
抑うつ病患者は、
世間の目が恐怖の対象となる
チャット恐怖
会社を休み始めた最初は
もしかしたら復帰の可能性もあったので
仕事メンバーのチャットを見てた
あのチャットって
自分が書き込みをしようとすると
「メンバーが書き込み中」
みたいな状態になるから
見てることがバレる
だからそれを避けながら
静かにチャットを静観していたのだが
つい間違って文字を書き込んでしまった
自分が書き込んだのがきっかけで
だれかが自分にアクセスしてくるんじゃないか
っていう恐怖が襲ってきた
もし
「大丈夫ですかー?」
なんて気軽に声かけられても
返事することできません!
だからお願い誰も俺をかまわないで!
その願いが通じたのか無事一日が終わった
<教訓>
抑うつ病患者は、
人と関わることの全てが恐怖
あとがき
日常に溢れる恐怖を
体験していただけただろうか?
自分は抑うつ病で軽いほうだから
まだマシなように感じるし
少々ウソっぽいだろう
でも本当だ
特別絶望を感じてる時は
「生きてるのが恐怖」
となってしまう
後がない恐怖は体験したくないものだ
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