『グラップラー刃牙 4巻』やっぱり花田は調子乗りすぎだよね!うんうん、そう思ってたところだ

2017年8月2日

グラップラー刃牙4巻の感想とまとめ

作者:板垣恵介

初版:1992年(平成4年)9月10日

雑誌:週刊少年チャンピオン

 

レスラーの強さが強調されるこの巻

誰もが知る実在の人物をモデルとした

キャラクターが登場することでも注目が集まる

 

第28話 前座レスラー・花田純一

好きなシーン
お茶汲み女にちょっかい出す花田
始まりの場面
刃牙、ストライダムと再会
終わりの場面
花田、スーパーセーフを破壊
主な登場順
ストライダム、範馬刃牙(はんま ばき)、徳川光成(とくがわ みつなり)、レスリングフリースタイルの内藤、中国拳法の張(チャン)、柔道130キロ超級の佐藤、格闘カラテの高田、バトルサンボの黒川、徳川家に仕えるお茶汲みの女、花田純一(はなだ じゅんいち)
雑多な感想

徳川家って、ある程度名のある格闘家なら

すんなりご老公に面会通しちゃうのね

ってまず思った

 

大物政治家とか警察上層部とかヤクザ幹部とか

そのくらいの地位にいる普通じゃない人

数年に1度会えるかどうかという人物に見えるから

こんなチンピラ格闘家が徳川光成に物申すなど

あってはならない気がしてならない

光成自身、格闘家であれば

敬意を持って接してるのであろうか

 

第29話 挑戦権を奪え!!

好きなシーン
威勢だけは良かった内藤さんはケンカを遠慮する
始まりの場面
花田、右フックを喰らう
終わりの場面
花田、地面を武器にする
主な登場順
花田、島田(前の話では高田)、内藤、張(前の話ではチャンだったがちょうと呼ばれてる)、佐藤、黒川、徳川
雑多な感想

あんだけ大口叩いておいて

花田にボロカスにやられてるやんけ

闘わなくたって分かりそうなもん

って花田が言ってた気がするが

相手の実力も測れない未熟者たちだったとは

恥ずかしくて格闘家を名乗れませんよ

もう引退したほうがいいんじゃないか

 

花田も花田で調子に乗ってるので

刃牙にボコボコにされてほしいと願うが

ここはまだ花田がいかに強いかを表現する場なので

静観しておこうか

 

第30話 破門された男

好きなシーン
花田ごときと刃牙がオーラを纏うシーン
始まりの場面
刃牙、本部の柔術を観る
終わりの場面
花田、八百長レスラー
主な登場順
本部以蔵(もとべいぞう)、刃牙、ストライダム、ボブ・マーシュ、花田、控え室の外人レスラー達
雑多な感想

レスラー達の中でも一際異彩を放ち強い

レスラー界最強の男なんじゃないか

と花田の強さを匂わせる

目立ちたがり屋っぽい花田が

なぜに負け演出するのかが気になるけども

カネが絡んでるんだろうね

ショーとして観客を喜ばせたいとか

健全なレスラー感は一切ないからね

 

それと

本部流柔術の免許皆伝者である花田

チャラい花田が免許皆伝だなんて

なんか本部さん底が浅くなってないですかね

 

第31話 影が疾走った!!

好きなシーン
鼻血噴出スクワットする花田
始まりの場面
花田、トレーニングジムへ
終わりの場面
花田、ボッコボコで現る
主な登場順
花田、トレーニングジムの生徒、謎の人物、刃牙、本部
雑多な感想

うむ、花田がやられてスッキリした

花田と刃牙が闘うのが当然の流れだったのに

さらにつえー奴をもってきたこの演出

作者板垣さんの計算には恐れ入る

 

結構イキのいい使えそうなキャラだった花田だが

ここで活躍の場は途切れてしまったね

前座は前座で大人しくしてろって話だ

 

第32話 巨人の降臨

好きなシーン
本部の電話で生き生きする徳川
始まりの場面
本部、花田の有り様に取り乱す
終わりの場面
マウント斗羽、地下闘技場に現れる
主な登場順
花田、本部、刃牙、徳川、マウント斗羽
雑多な感想

花田の有様に刃牙もがっかりだろうな

本部が強そうな立ち振る舞いしてただけに

免許皆伝の花田がこのザマだからね

 

それにしてもそのまんまジャイアント馬場だ

こういうのって許可出てんのかな

 

第33話 首領・マウント斗羽

好きなシーン
マウント斗羽のパンプアップ
始まりの場面
地下闘技場の断面図
終わりの場面
刃牙、いざ斗羽が待つ方へ
主な登場順
マウント斗羽、加藤清澄(かとうきよすみ)、愚地独歩(おろちどっぽ)、テコンドーの金田(カネダ)、本部、刃牙
雑多な感想

一つ大きなイベントの前には

必ずちょい役(やられ役)がいて

そいつらって格闘界でも強いほうの部類だろうけど

品格がないっていうのが面白いね

闘う前に乱入するとか

場をわきまえない奴で溢れてる

 

まぁ、みんなケンカしに来てるわけだし

スポーツマンシップを求めるのもおかしいか

 

第34話 暴乱の巨人

好きなシーン
ケンカをしにきたと宣言するマウント斗羽
始まりの場面
刃牙、観客の声援を一身に受ける
終わりの場面
斗羽、圧倒的に強いのか?
主な登場順
刃牙、マウント斗羽、独歩、加藤、徳川
雑多な感想

本部の助言が空を切る!

刃牙は斗羽と対面し強さを肌身に感じる

到底スピードでかき回せないと

それを本部は至極真っ当なアドバイスしかできない

本部、、斗羽の強さをどう受け止めてる?

成り下がりに歯止めが効かない…

 

第35話 許されざる敗北

好きなシーン
斗羽のスクワットが道場をプールにする
始まりの場面
斗羽、ぶっちぎりに強い
終わりの場面
斗羽の過去
主な登場順
マウント斗羽、刃牙、独歩、加藤、過去の斗羽、力剛山(りきごうざん)、花田、ストライダム、ユージロー
雑多な感想

斗羽の年齢が気になった

プロレスのテレビ中継シーンだが

テレビ一台に民衆が群がっていた

その中に学生の斗羽が居た訳であるが

果たしてこの刃牙と対峙するときの年齢はいくつ?

 

斗羽は馬場ではないが参考として

ジャイアント馬場は1938年生まれで

漫画の初版が1992年なので、単純に差し引くと

54歳という闘うには高齢すぎる年齢

それでこの強さなら現役時代はどんだけ強いのか

 

第36話 急所を攻めろ!!

好きなシーン
一番最後の斗羽が親指で「ズン」ってやってるとこ
始まりの場面
刃牙、斗羽を倒すため狙いを定める
終わりの場面
刃牙、何をやっても通じない斗羽に焦り
主な登場順
刃牙、マウント斗羽、独歩、加藤、徳川、ユージロー、ストライダム
雑多な感想

ちょいちょい出てきて影のままコメントする

ストライダムの横にいるユージロー

今後誰もが知ることになる刃牙の父親だが

このときの演出では「結局小物なんでしょ?」

っていう感じがあった

 

大体こういう大物ぶった登場をする輩は

刃牙にボコボコにされると相場が決まってるのだが

まさか本気で地上最強だとは

この時代に読んでた読者は思わないだろう

 

グラップラー刃牙の魅力は

範馬勇次郎がいてこそ輝くのである