『SLAM DUNK-スラム ダンク 1巻』バスケットの前に、血の気の多い連中が多い湘北高校に不安を覚える

2017年10月30日

さあ、愛しの漫画
スラムダンクの感想を書いていく

1巻はあまりバスケットに触れず
爽やか高校不良漫画に近いが
笑えるシーンがたくさんある

何度も読み返してきた漫画を
今更評価するという時に
「あまりに有名なシーンは外そう」
とか思ってしまう

その「あまのじゃく」な心がでてるかもだが
好きなシーンをありのままの気持ちで
評価していきたい

 

作品紹介

作品:SLAM DUNK-スラム ダンク 1巻
著者:井上雄彦(いのうえ たけひこ)
初版:1991年2月15日
雑誌:少年ジャンプ

 

主な登場人物

メインキャラ

・桜木花道(さくらぎ はなみち)
初登場:1巻 第1話
クラス:1年7組
和光中のワル
バスケ部1年
188cm、83kg
・流川楓(るかわ かえで)
初登場:1巻 第2話
クラス:1年10組
富ケ岡中出身
バスケ部1年
187cm、75kg
・赤木晴子(あかぎ はるこ)
初登場:1巻 第1話
四中出身
赤木剛憲の妹
・赤木剛憲(あかぎ たけのり)
初登場:1巻 第4話
クラス:3年6組
バスケ部3年、キャプテン
赤木晴子の兄

 

他のバスケ部員

・小暮(こぐれ)
初登場:1巻 第5話
バスケ部3年
・安田(やすだ)
初登場:1巻 第4話
バスケ部2年
・潮崎(しおざき)
初登場:1巻 第4話
バスケ部2年
・角田(かくた)
初登場:1巻 第5話
バスケ部2年
・彩子(あやこ)
初登場:1巻 第8話
バスケ部2年マネージャー
富ケ岡中出身
・桑田(くわた)
初登場:1巻 第8話
バスケ部1年
二中出身
162cm、50kg
フォワード
・その他、新入部員多数
初登場:1巻 第8話

 

桜木仲間で和光中のワル

・水戸洋平(みと ようへい)
初登場:1巻 第1話
クラス:1年7組
・大楠(おおくす)
初登場:1巻 第1話
金髪パーマ
・高宮(たかみや)
初登場:1巻 第1話
太り気味
・野間(のま)
初登場:1巻 第1話
ヒゲヅラ

 

その他の人たち

・堀田徳男(ほった のりお)
初登場:1巻 第1話
湘北高校の3年ヤンキー
他にも2人程仲間がいる
・桜木をフった50人目の女子中学生
初登場:1巻 第1話
バスケ部の小田くんが好き
・赤木晴子の友達1
初登場:1巻 第2話
ショートカット
晴子と同じクラス?
・赤木晴子の友達2
初登場:1巻 第4話
ツインテール
晴子の助言、ツッコミ役
・流川応援団
初登場:1巻 第9話
とりあえず3名存在してる様子

 

#1 桜木君

始まりの場面
桜木、ごめんなさい50人達成
終わりの場面
桜木、体育館で晴子とバスケ
雑多な感想

ヤンキーの巣窟か?

みっともねぇって言ってる
洋平もそうなんだけど
新入生の場合3年校舎なんてのは
立入禁止みたいなもんでしょ

この先に待ってるシーンは
3年ヤンキーの鉄槌なのだが
この高校の偏差値はいかほどなのか?

そもそも不良高校なのか?
みんな偏差値は一緒なのか?
桜木は受験したのか?

優等生が集まる高校でも
不良っぽいのはいるからね
優しい目線でそこは見逃そうか

そしてこの
「くすくす」と笑ってる3年女子もまた
桜木たちを冷静な角度で見ている

たぶん女番長だ

初回は不良漫画っぽいよね

 

男子ならおいしいシーン

こういう天然ドジっ子なところが
男心をくすぐるよね

本当にバスケットが好きで
純粋な気持ちで
桜木をバスケ部に入れたがる

このシチュエーションなら
誘われてると勘違いしてもおかしくない

だが、桜木も晴子も
「純」
なんだよね

それがこの一話目で表現されていて
すきだなー

 

#2 流川楓だ

始まりの場面
流川、校舎を歩く後ろ姿
終わりの場面
流川、屋上で眠りを妨げられる
雑多な感想

やっぱりワルたちが気になる

一般女子怖がるような
こわもての和光中のワルたちが
なぜこの高校に集結できるのか?

あまりにも不可解だ
しかも今回で3つの中学校が出てて

富ケ岡中、和光中、四中

全ての学校がエレベーター式
というのは考えにくい

何かしら試験や面談があったと思う

知名度が高いワルどもを入れる学校って
カネがあれば入れる学校ってことか?

いや、気にするのをやめよう

この心優しきワル達の今後の活躍を
期待している

 

ついつい選んでしまうシーン

1話目と同じような見出し構成…

晴子があまりにかわいいので
ついつい選んでしまったシーンです

男子の試合の得点係を
女子の晴子がやるってのも
なんか違和感があるよね

まあでも
問題は「51点」という数字だ

完全に流川ワンマンチーム
仲がわるそーな感じがするんだが
どうだろうか?

チームプレイという言葉が
似合わない男であることは確かだな

 

#3 blood

始まりの場面
桜木たち、屋上へ向かう
終わりの場面
桜木、晴子に嫌われる
雑多な感想

風紀はかなり乱れてる

「最低よ!」
エネルギー破は笑える

相手が流川じゃなかったら
これほどの力は出せなかっただろう

晴子がたまたま
屋上の光景見かけたかのような描写だが
もっと複数の生徒や先生が
見かけるはずだよね?

あの赤頭が騒いでるのは目立つし
風紀の乱れと先生たちの限界を感じる

 

流川がかわいそう

洋平が驚く一面が
流川の凄さを匂わせて好きなシーン

それほど流川の体幹は鍛えられていて
筋肉のバランスもいいんだろうね

流川も
ただ屋上で寝てただけなのに
こんなに流血して災難だな

 

#4 ゴリラジジイ

始まりの場面
晴子、勘違いをする
終わりの場面
桜木、バスケ部キャプテンと勝負
雑多な感想

荒れている高校

桜木の言い方がまさに好き

こやつらもバスケ部員で
かなりしごかれてるはずなのに
流川より軟弱とは何事だろう

それを思うと
流川がいかに優れてるかわかる

後のシーンに
バスケ部キャプテンが出てくるが
どうも血の気の多い連中ばかり

この高校がいかに荒れてるかわかるね

あと、晴子の勘違いが
もっと早くに伝わってれば
バスケ部も平和だったのにね

 

洋平の風格

この賭け事系のシーンには
洋平は参加しないってとこが
地味にいい演出

洋平にはそれなりの
「風格」
があるということを暗に示してる

桜木は強いけど
からかわれる存在だから
洋平がやっぱりリーダーかな

あと、野間のグラサンは
アルフィーっぽいなといつも思う

高宮はチンシンザン

 

#5 愛は勝つ

始まりの場面
晴子、「私のお兄ちゃんなのよ」と洋平に駆け寄る
終わりの場面
桜木、バスケ部キャプテンからボールを取る
小暮のTシャツ
オバQ
雑多な感想

大観衆の中で

赤木キャプテンが
こんな顔するのは珍しいので
この一枚を選んでみた

しかし大観衆というか
祭りのような騒ぎになってる中で
ケツ見せはさすがに可哀想

角度によってはモロだからね

桜木も本気で悪いと思ってるだろうけど
あくまでもタメ口なのね

別のシーンで
晴子と兄の赤木キャプテンが
桜木について話すシーンがある

ほのぼのとした日常が垣間見れて
なんかほっこり気分なのに
まさかこんな男とはね

上下関係とかにうるさそうな
厳格な男に桜木が入部するって
あんまり想像できないよね

 

フンフンディフェンス

これは桜木の顔がずるい

いかに俊敏でも
全てのシュートコースを塞ぐって
笑いしかおきない

桜木が人間離れしてることは確かだが
これがまかり通って
「必殺技!」
みたいな漫画になって欲しくないね

 

#6 JAM!

始まりの場面
観客、桜木のボール奪取にざわめく
終わりの場面
桜木、お兄ちゃん!?
雑多な感想

ついにダンク!

単純にかっこいいシーン

桜木という素材がいかにすごいか
パワージャンプ力がどんだけのものか
ひときわ輝くところ

というか
桜木が攻撃にまわってから
ものすごい疑問なんだけど

桜木って本当にバスケ知らないの?

体育とかサボってたのか?
桜木のバスケ認知度が低すぎる

どんな学校生活送ってるのか気になるよ

 

桜木の性格

「俺の女に手を出すな」
って感じで赤木をどついてるが
その自由奔放さが桜木の魅力

年齢とか体格とか無関係に
攻撃を仕掛ける野獣であるがゆえに
やっぱりどうやって入学したか気になる

この後に晴子の兄であることを知るが
手のひらを変えすように豹変する

その性格がうらやましい

媚びるのが上手とは言えないけど
細かいこといちいち気にしない
ってのがいいなー

 

#7 I’m バスケットマン

始まりの場面
桜木、バスケ部の部室に侵入
終わりの場面
桜木、根性見せた床掃除
小暮のTシャツ
カバ?
雑多な感想

ゴリラを喜ばす?

バスケットマン運送好きだわ

ゴリラに気に入られるために」
必死で真剣な桜木がいいよね

「当然バナナが好きだろう!」
って思い込みもいい

完全に人をおちょくっていて
空気の読めない桜木だが
恵まれた体格があって良かったよ

宮沢りえの切り抜きも
なんか時代を感じる

 

床がピッカピカ

自分も室内スポーツやってたので
床磨きのモップがけってのは
毎日当然やってきた

でもこんなにピッカピカにするのは
よほど根気入れないと無理だし
そこには桜木の根性を感じる

まぁズルしようとはしてたけど
結局やり遂げたってのは意味があるね

さすがの赤木も
認めないわけにはいかないでしょ

 

#8 花道入部

始まりの場面
バスケ部、新入部員揃う
終わりの場面
桜木、スミッコでダムダム
雑多な感想

彩子マネージャー初登場

ということで
いきなりグラマーな可愛さを
みせつけてくれた彩子さんなので

ついつい2枚ほど
紹介したくなっちゃう

部活にマネージャーが居るいないで
かなり士気にに関わるよね?

彩子みたいな
部活好きで活発な子は
不真面目な部員にすげー冷たそう

その点は赤木より怖いかもね

 

当然の全国制覇

入部いきなりにして全国制覇を掲げる赤木

実現可能かどうかは置いといて
言い放ってしまうところが好きだな

みんな、全国制覇当然でしょ
みたいな雰囲気になるときの
流川の表情がいい

でも全国制覇なんて
自分がキャプテンなら言えない

名も上げてない湘北が言うなんて
「恥ずかしい」
まずは地道に、、って思っちゃう

 

流川187cm、75kg
桜木188cm、83kg

筋肉量の差なのか8kgも違うとは

これで殴られて倒れなかった流川すげー

 

#9 基本が大事

始まりの場面
桜木、入部から1週間経った
終わりの場面
桜木、部活を辞める?
雑多な感想

ボールハンドリング

桜木のオーラと、以前にも見せた
フンフンボールさばきが笑える

これはボールハンドリングの基礎
ということで彩子が桜木に伝えるが
基礎って言葉にピリっとくる桜木

まさか彩子にまで手をあげないよね?
っていう怒りの場面

桜木の憤怒がハンドリングに込められる

 

基礎基礎基礎

当然、当たり前、常識
それが通用しないのが桜木

先ほどのボールハンドリングで
バスケットマンとして活躍が期待できる
片鱗を少し見せたが
赤木キャプテンは冷徹である

全ては「基礎」

基礎ができないうえに
ルールまで知らないんじゃ
試合ができない

桜木に道徳を教えてやったほうが
早いんじゃない?
それも無理か

結果的に誰も止められない

動機が晴子にいいとこみせるため
という不純な理由だからね

これからどうなるか