ゴミじゃない!たからものだよ!子供は子供が見えている世界でおもちゃを動かしている

2017年9月11日

子供にしか見えない世界がある
その世界で生きてるおもちゃがいる

トイストーリーみて感動したろ?

大人が子供の世界に入っちゃいけないこともあるんだ

 

いつ頃の話か

2017(平成29年)4月頃

父親(俺):34歳11ヶ月
母親(嫁):34歳5ヶ月

長女:3歳0ヶ月
次女:2ヶ月

 

一見ゴミのようで宝物問題

子供はおもちゃ本体以外にも
空箱や包装していた透明ケースも大事にする傾向がある

正直自分はその気持ちがわかる
買ってもらったものその全てが自分のもので大事な物なのだ

子供のころファミコンを買ってもらった自分は
ケースもちゃんととっていた

だが嫁は違う

本体以外はゴミになるだ
当然捨てる
だってゴミだもの

自分だったらまず捨てていいか聞く
嫁は聞かずに捨てた

これが問題になった

 

キティちゃんの入れるやつがない

ある時、自分と長女で二人きりの時
「キティちゃんのいれるやつがない」
と言い出す

病院セット関係を指差してるが
聴診器など病院セットは一通り揃ってるし、救急箱的なのもある

一見して何が問題か分からないがとりあえず
父:「キティちゃんのならここにあるよ」
長女:「はこのやつ!」

あぁ、病院セットを入れてたダンボールの箱ね
そっちが欲しいのかと納得
これね、って渡したら
「これじゃないよ!」
って言う

父親は「え?」ですよ
キティちゃんの病院セットの関係するものは
このダンボールの箱以外に本体しか見当たらない

困惑した父親はなんとか気を紛らわして
他のものに夢中にさせ泣きやます

後ほど嫁に聞いたところ
搬送時中身のおもちゃが壊れないようにするための
透明なプラスチックの梱包するもののことだった

例えばこんなやつ

これを子供の言葉で説明するのは難しい
これは紛れもなく、箱に入ってたもので何かを入れるものだから
間違ってはいないのだ

そんで捨てたのは嫁ということで
もう捨てたのでないよってことで納得してもらい
混乱は収拾された

 

位置にも気をつけなければならない

一見今遊んでるものとは関係ない位置にある空箱がなぜか重要なことがある
「せっかくこうやってたのにー」
といきなり騒ぎ出す

何かと思えばその空箱を移動したのが問題らしい

これは猫のごはん(カリカリ)が入っていた空箱で
片付けてもなにも支障がなさそうな場所で長女が遊んでいた
はずだった

何気なく片付けようとしたら「バッ」っと振り返り
先ほどの怒りをぶつけてきた

完全に死角にあったその箱に意識があったのだろうか?
後ろに目がついてるのかい?

音で察知したのか、たまたま振り返ったのかわからないが
かなりの速度で父親のお邪魔な態度に気づいた長女
とにかく遊んでる時は細心の注意を払わないといけない

そして
何か片付けたい時は一度断りを入れてから片付けることにしてる
子供の世界にも礼儀があるのだ

 

やっぱり大人になってしまったんだね

子供の心なら気づくことが
大人になると気づかない

成長して失う感覚っていうのがあるのね
それが大人と言うもの

何?このゴミのような箱のオブジェは?
遊びの範疇に入っていたのかい??

このような疑問は子供には通じない

 

一つ見方を変えればこれらは彼女らの仕事なのだ
遊びへの熱意、探究心、創造力
こういったものが世の中を発展させていくんだ

3歳児を舐めてはいけないと心に誓った

そしてゴミならぬ宝物の量は増えていく