『食糧人類 2巻』どうやら人間は飼われる側?数々のありえない光景

2017年8月2日

この短時間で主人公伊江はおよそ普通でない経験をする

次々と起こる奇怪な現象にただついていくだけの伊江ではあるが
この施設で一体なにが起きているのだろう

人間は食物連鎖の頂点にはいないということは
どうやら事実のようだ

 

作品:食糧人類(しょくりょうじんるい) – Starving Anonymous(スターヴィング アノニマス) – 2巻
原作:蔵石ユウ(くらいし ゆう)
漫画:イナベカズ
原案:水谷健吾(みずたに けんご)
初版:2017年3月17日
雑誌:eヤングマガジン

 

第6話

好きなシーン
山引の腹が鳴るシーン
始まりの場面
伊江たち、こんなところに隠れてどうする?
終わりの場面
伊江たち、ついに人喰いの得体の知れない生物に見つかる?
主な登場順

・人喰いの得体の知れない生物
・喰われた施設の人
・伊江(いえ)
・山引(やまびき)
・ナツネ
・カズ

雑多な感想

山引はハナから楽しんでるな

自らが死ぬかもしれない状況で腹が鳴る
危機感がまるでないからだろうし
むしろ楽しんでるだろコイツ

大体、3日間飲まず喰わずの設定はどこいった?
3日間何も食ってないで腹が減るか普通

こんな窮地を脱出するのは無理ゲーだな
やり直し確定、夢だったっていうやつかもしれん

カズは大人しい?

伊江の言うことを聞いてるのか?
あの生物に見つからない為に一切声は出してないようだ

狭いし苦しい状況で緊迫が伝わったのか?
カズが空気を読んでしまったのが残念だ

 

第7話

好きなシーン
オグっちゃんが貸し二つ作るというセコさを見せたところ
始まりの場面
伊江たち、掃除用具室から消えてる?
終わりの場面
オグっちゃん、いつから隠れてるかわかんなくなった
主な登場順

・人を喰う得体の知れない生物
・伊江(いえ)
・ナツネ
・山引(やまびき)
・オグっちゃん(小倉)
・カズ
・裕子さん(小倉のガールフレンド(絵))

雑多な感想

どうみてもザコキャラのオグっちゃん

こういうやつが生き延びるのも確かにあるが
こういう仕掛けは無数に作ってあるのだろうか?
バレずに作るのだからその点は相当賢い

それに助けたっていうけど
なんで作業員と普通の人間と区別できたんだろうか
どこかに隠し穴があって監視できるのかね

意外と生き残るという点において、できる人間かもしれない

だが、あの「正」の字で日数の経過を数えた意味がわからん
なんかカレンダー書くとかやり方あるでしょ

「正」の字で記録つけるくらいだから、この空間が拠点なんだろうな
やっぱりなんかこの施設狭くね?

日数はどうやってわかるのか

そういえば、山引が3日食ってないって言ってた時も思ったが
この状況でどうやって「24時間」を計算できるのだろう

チャイム的なのがなるのかな?
昼ごはんとかそういうのがあれば、ありえなくはない

天井裏から作業員のいる場所には行けないのかね?
さすがにそこにはカレンダーがあるから何年何月かはわかるだろ
腕時計も取得できるかもな

っていうかそこまでできるなら脱出できるんじゃね?
あー、地下だと厳しいか

 

第8話

好きなシーン
オグっちゃんが幼体の食べカス掃除を任されるところ
始まりの場面
募集れた作業員、バスにのり施設へ向かう
終わりの場面
人間が、巨大生物に飼われている事実
主な登場順

・若かりしルポライターのオグっちゃん(小倉)
・施設(ゆりかご)の職員
・作業員として集められた人間たち
・作業員の責任者みたいな人
・人喰いの幼体
・現在のオグっちゃん(小倉)
・伊江(いえ)
・山引(やまびき)
・ナツネ
・裕子さん
・SPに囲まれてる内閣総理大臣の宇田川静雄(うだがわ しずお)
・官房長官の関正美(せき まさみ)
・財務大臣の大友成易(おおとも なりやす)
・玉座の間の巨大生物(人を喰う得体の知れない生物)

雑多な感想

なんでオグっちゃんは逃げたのか

幼体食べかす掃除を任されることで
普通の作業員より一つ格上げになったオグっちゃんだが
幼体が人を食う姿をみて逃げ出した

幼体をみて自分も殺されると思って逃げたのだろうか
非日常すぎて頭がおかしくなりそうで逃げたのか

もっと初期の段階で逃げたくなるでしょ
イカレテルよ作業内容が

それにしても逃げる自信があったのがすごい
どう考えたっておかしいこの施設
逃げたところで生き残れるとは思えない

でもあの幼体に切り刻まれるよりはマシ
と思ったのだろうか、よく逃げ切って生き残ったよほんと

あと、逃げた人間を追わないのかね作業員も
どうせ出られないとでも思っているのだろうか

作業員の休日はどう過ごしていたのだろうか

この施設に契約期間中は監禁されてたのだろうか?
それとも外に出て情報が漏れない自信があったのだろうか

この施設はで何かが起きてるって噂があっての潜入だから
情報を流したやつはいるんだろうけど
都市伝説扱いだったのかもな

例え氷漬けの人間の写真があったとしても
合成だとか言われて信用されないだろうなぁ

それに前払いで金もらっといて
外で使えないじゃ意味ないし、監禁はないか

ランクなんて上がらずに
氷人間カットが一番楽でいい仕事かもね
人の上に立つ上位の人間のように感じるし
相当数は気分がいいはず

 

第9話

好きなシーン
気味悪い物体の管を人間に刺し、人間を仲介して通訳して「すまんね」
始まりの場面
首相、巨大生物の前にひざまずく
終わりの場面
ナツネ、巨大生物を前にして逃げない
主な登場順

・オグっちゃん(小倉)
・山引(やまびき)
・ナツネ
・伊江(いえ)
・裕子さん
・玉座の間の巨大生物(人を喰う得体の知れない生物)
・宇田川静雄(うだがわ しずお)
・関正美(せき まさみ)
・大友成易(おおとも なりやす)
・若かりしルポライターのオグっちゃん(小倉)
・通訳に選ばれた車椅子に縛り付けられた人間
・カズ
・ナツネと対面した巨大生物

雑多な感想

「すまんね」と通訳が叫ぶ

ここなんか勢いがあっていいシーンだな
このコマだけでなんか使えそうな気がしてくる

こんな面倒な通訳が必要なのに
ファーストコンタクトはどうなってたんだろう

知的な要素は無さそうに見えるけど
重要な人間とコンタクトを取る為に、彼らも頑張ったのかもしれない

それとも本当に裏で糸引いてるのは人間
って可能性は否定できないけどね

総理を喰うってちょっと後先考えなすぎだよ
その点知的じゃない気もするし、策があってのことかな

こんな生物ごとき

偉そうにしてるけどでかい虫だからね
兵器の力をフルに使ったら殲滅できそうだけど

弱みを握られてるとしか思えない

温暖化と何か関係あるのだろうか
魔力的な何かとかね

天候を操れるほどの能力だとしたら
こんなまどろっこしい人間飼育しなくたって
手っ取り早く地球制圧できそうだけどなぁ

効率よく人間を食糧にするってのは成功してるから
地球制圧は別に目的じゃないか

あぁもしかしたら人間以上に恐れているものがいるとか
そちらの線ですかね

 

第10話

好きなシーン
ナツネの血の噴水、巨大生物に完全にやられてまっせ
始まりの場面
ナツネ vs 巨大生物
終わりの場面
ナツネ、「なんで生きてんの?」
主な登場順

・巨大生物
・ナツネ
・伊江(いえ)
・山引(やまびき)
・オグっちゃん(小倉)
・カズ

雑多な感想

ナツネは不死身か?

ナツネが普通じゃないことが判明したね
じゃなきゃ立ち向かわないか普通

血の量が半端なくて、体半分で
それでもだいじょうぶい!
ってどうなってんの

ナツネ一人の輸血で、結構な人が救われるね

こんな生物兵器みたいなもん
野放しにしてることがまずおかしいやん

巨大生物って一般道歩くの?

作業員も通る場所だよね?
これ作業員が遭遇したら
「おつかれっす!」
とかで済む問題なのかな?

あと、会話はできなかったのかな?
さなぎの時に日本語真似して喋ってたけど
言葉は通じるんじゃないの?
通じないやつがノソノソ歩いてたらたまんないよ

食い方だけど、ナツネは皮はいで食べる訳じゃないのね
個体によって好みがあるとみた

それと、オグっちゃんがわざわざ助けなくても
掃除用具で隠れてた時にナツネなら倒せたかもね

山引にも能力ありそうだ

 

第11話

好きなシーン
2際ナツネがママを見て泣くシーン
始まりの場面
ナツネ、巨大生物の命を奪うことに成功
終わりの場面
2歳のナツネ、膨張して腐敗したママの姿に泣く
主な登場順

・巨大生物
・ナツネ
・ナツネの母
・2歳のナツネ
・近所の友達
・警察官

雑多な感想

いつかママと会えると思っていた

そこにはもう最後に見たママはいなかった
明らかに違う物体

もうママはいない
もう二度とあの日々は戻らない
僕はひとりぼっち

いろんな感情が混じってるだろう

子供がママに抱く心情がすごくよく出てて
かわいそうになって自分も泣けてきた

少し冷静に考える
この母親ものすごい膨張している、天井まで達するほどだ
よくふすまが壊れなかったな、かなり圧がかかるだろうに

ナツネが巨大生物の命を奪う

巨大生物の死があっけなさすぎて驚いた
それにナツネが急所を知ってるのも驚いた

なんだろこのあっさり感
巨大生物弱くないか?

建設したこの建物を細工して
ピンポイントで機関銃撃ち放つだけで
こんな地球外生命体蹴散らせるんじゃないの?

なぜに従わねばならなかったのか、この謎が知りたい

 

第12話

好きなシーン
母の最後の力をふりしぼった「にげて」のシーン
始まりの場面
2歳のナツネの家の住人は異臭騒ぎで避難
終わりの場面
成長したナツネ、落とし前をつけると決心する
主な登場順

・警視庁の人たち
・警視庁の津島(つしま)さん
・ナツネの母(山崎さおり)
・2歳のナツネ(完全増殖種)
・2歳のナツネが逃げてから数年後のナツネ
・数年後のクビになった警備員の津島(つしま)さん

雑多な感想

警察の無能さに驚く

「にげて」と言われてその通りに動く2歳のナツネ
警察はナツネが「完全増殖種」であるということを知りながら
その意味は把握できてなかったのか?

一体どういうことだろう

「核爆弾」を持った奴がマンションから飛び降りようとしたら
そりゃ警察は必死になってそいつを止めるだろう
「核爆弾」が爆発したら大変だからな

それが「完全増殖種」に置き換わっただけで
その危機感がまるでない警察はなんなんだ?
津島って人しか知らされてなかったトップシークレット?

しかも逃げたのは排水溝
逃げる場所はそこしかないでしょくらい
お決まりの場所だけど見つけられなかったのか?

そりゃクビっすよ津島さん

その恨みおそるべし

成長したナツネがクビになって警備員やってる津島さんを見つけ
鼻をそぐとか非道な行為をするのだが
尋常じゃない恨みですね

警視庁が焼き滅ぼされてもおかしくないくらい
その恨みはらさでおくべきか状態

母への異常な愛の形もわかったことだし
今度は山引のことを知りたいね

 

第13話

好きなシーン
4体の巨大生物を前にしてひれ伏してる人間(偉い人?)
始まりの場面
ナツネ、巨大生物に喰われた足が生えてくる
終わりの場面
玉座の間で土下座している人間、17人という数に涙
主な登場順

・ナツネ
・山引(やまびき)
・伊江(いえ)
・オグっちゃん(小倉)
・巨大生物の死体
・巨大生物の死体を発見した施設の人間
・玉座の間の巨大生物4体
・玉座の間で土下座している人間

雑多な感想

立場低いねぇ

玉座の間にいる人間は誰だろうなぁ
現職の総理かな
こんなん知ってたら総理になるメリットある?

相変わらずの低い立場だけど
17人ってなんだろうね
身内が17人生贄として用意ってことかな
悲しんでる理由が気になる

それに他の国はどうなんだよ
世界 VS 巨大生物
なら世界の圧勝な気がするけどなぁ

日本以外が滅んでたらしょうがないけどさ
もしかしたら巨大生物に滅ぼされてて
最後が日本とかね

それはないか
個体数少なかったとか言ってた気がするし

薬液作ってるのは誰?

どうもね、この巨大生物は
食欲だけの下等生物にしか見えないんだよね

あんな人間の感覚を麻痺させるような化学物質を作れる訳がない
あ、体内の分泌液がそもそも人間を麻痺させる説もあるか

ん、まてよ、
完全増殖種の成功例はナツネで、その他は失敗してるんだよね?
ってことは知恵ある誰かが研究してるよね?やっぱり

人間に知恵を借りないといけないとかなると
少し立場は弱まると思うんだけどなぁ

巨大生物の知恵がいかほどのものなのか気になる