切迫早産で即日入院が決まった嫁!そんなまさかと嘆く父親の心境を語る
嫁の切迫早産入院が決まったその日の話
そのとき父親は何を思い何を語るでしょう
振り返ってみると面白い
いつ頃の話か
2016(平成28年)12月頃
父親(自分):34歳7ヶ月
母親(嫁):34歳1ヶ月
はるちゃん(長女):2歳8ヶ月
次女:お腹の中で8ヶ月
根拠のない入院確率論
正直8割くらいの確率で入院しないだろ
と根拠のない確率論を展開していた今回の入院劇
というのも、
嫁は普通に生活してたし腹が張ってて痛いとは言ってるけど
入院は大げさでしょって思ってた
だいたい「入院」って響きに現実味がない
身体の不自由とか
死に直結する出来事じゃないと入院なんてまずしないよね
って感覚がある
しかし現実は違った
身籠もることのない浅はかな男の想定範囲を超えていた
到底この入院の事実を受け止めきれてない。。
嫁が家に1ヶ月以上居ない現実を分かっているようで分かっていない
ヌルく生きてきたこの父親に、この環境の変化に耐えられるのだろうか…
即日入院です
およそ一週間前の検査で子宮頸管が短いと診断されていて
今日の検査でより短くなってれば入院です
って話だった
「変わりないですねーおうちで安静にしててください」
が最も期待する病院からの回答だったが
「入院です」
が正解だった…
家にも帰らず即日ですよ
嫁はベッドに寝かせられ、腹に器具を取り付けられて
お腹の中の赤ちゃんの心音が部屋に鳴り響いている
長女のはるちゃんも一緒にいたが
給食を運ぶようなワゴンの中に入って遊んでる
入院っていう現実を理解していないだろう
無邪気そのものだ
お母さんと「さよなら」をしたら
今日はおうちにお母さんがいないんだよ?
その悲しい事実を娘は受け入れられるのだろうか
お父さんも不安でいっぱい
昼夜二人きりの生活
自分とはるちゃんの二人きりの生活が始まる
昼は家族で何食おうかなぁ
とか午前中は呑気なこと考えてたのに
朝昼晩子供の食事を考えなくてはならない立場になるとは
この変化、あまりに心臓に悪い
とりあえず昼は近くのスーパーで
いか天とイカフライとコロッケを買った
コロッケは長女のはるちゃんへ
いか天は自分の英気を養うためだ
夜飯は家にあったウィンナー系を焼いて食べさせる
はるちゃんは押し入れて遊んでる真っ最中で
「ごはんだよー」
と言っても遊ぶのをやめない
無理矢理食卓に連れてくると泣きそうだし
俺の心労に堪えないため、押し入れで食事を済ませた
そこから睡眠に至るまで
はるちゃんは泣くことも癇癪起こすこともなく
お母さんが居ないことを口にも出さなかったので
意外なことに今日1日が平和に終わった
どっと疲れた
まだ20時くらいだったが早めに子どもを寝かせて、自分も早く寝た
これから起こる不安をシャットアウトするように
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